同じに見えて、違う字。指定された1文字だけを、時間内にさがすゲームです。
▶ 遊びに行く(登録なし・ブラウザだけ)ひらがなの「へ」と、カタカナの「ヘ」。カタカナの「カ」と、漢字の「力(ちから)」。 漢字の「口(くち)」と、カタカナの「ロ」。 日本語には、形がほとんど同じなのに別の文字という組み合わせがたくさんあります。
画面にはそれらが散らばって漂っています。 上に出るのは「カタカナの カ を全部おす」のような指示だけ。 まぎらわしい相手が周りにいる中から、指定された字だけを見つけます。
レベルが上がると、字がぐるぐる回りはじめ、押すと逃げ、 押すたびに小さくなり、盾のうしろに隠れて押せなくなり、 画面が暗くなって指のまわりしか見えなくなり、最後にはワープします。
| ルール | 中身 |
|---|---|
| 全部さがせ | 何個かまざっている。時間内に全部おす |
| 1個だけさがせ | 同じ字がびっしり並ぶ中に、1個だけ違う字。それを見つける |
| ラスボス | 13の倍数のレベル。l・1・I の3つだけ |
| はじめる | じっくり | |
|---|---|---|
| 時間 | 制限あり。切れたら終わり | 制限なし |
| 終わり | 時間切れ | 10面クリアしたら終わり |
| 押し間違い | のこり時間が減る | +3秒(終わらない) |
| 記録 | 点が高い順 | タイムが速い順 |
「時間さえあれば見つけられたのに」で終わらないように、 かかった時間を測るだけのモードを別に用意しました。
作っている途中で、「この組はカンでしか選べない」という指摘を受けました。 そこで、感覚で決めるのをやめて、実際に測りました。
やったことは単純です。4つの書体それぞれで、組になる2つの字を描き、 同じ大きさに揃えてぴったり重ね、ずれた面積の割合を計算しました。 数字が大きいほど、形が違う=見分けやすいということになります。
| 組 | ゴシック体 | 丸ゴシック体 | 明朝体 | 等幅書体 |
|---|---|---|---|---|
| l と I | 0.0% | 0.0% | 22.8% | 21.0% |
| ー と - | 10.7% | 0.3% | 50.9% | 0.8% |
| 口 と ロ | 35.4% | 42.5% | 77.2% | 8.6% |
| へ と ヘ | 25.4% | 12.0% | 24.5% | 13.9% |
| エ と 工 | 22.8% | 17.9% | 71.4% | 14.0% |
| 夕 と タ | 40.4% | 50.0% | 62.8% | 39.7% |
| シ と ツ | 85.1% | 59.8% | 78.1% | 68.1% |
小文字のLと大文字のIは、ゴシック体では差が 0.0% でした。 つまり完全に同じ絵です。丸ゴシック体でも同じでした。
これは難しい問題ではありません。答えが決まらない問題です。 なので、差が18%未満の組は、その書体では出さないことにしました。 「ー」と「-」も、丸ゴシック体では0.3%しか違わないので出しません。
「エ」と「工」は、ゴシック体で22.8%あります。しきい値は超えていますが、 実際に遊ぶと勘で選ぶ感覚になるという声があったので、こちらは数字によらず全部やめました。 逆に「夕」と「タ」は40.4%あり、こちらはよく見れば分かるという感想でした。 体感の境目は、だいたい25〜40%のあいだにあるようです。
レベルが上がると字が回転します。ここでも同じ問題が起きました。
「土」を逆さにすると「士」になります。 「二」と「ニ」も、「未」と「末」も、「口」と「ロ」も同じです。
| 見分ける手がかり | 組 | 回してよいか |
|---|---|---|
| どちらの棒が長いか/縦横のどちらが長いか | 土/士・二/ニ・未/末・口/ロ・干/千・人/入・矢/失・O/0 | だめ。角度に上限を置く |
| 線が1本多い/はねている/点がある | へ/ヘ・カ/力・夕/タ・大/犬・n/h | いくら回しても入れ替わらない。自由に回す |
回転を全部禁止にすると簡単すぎるし、全部自由にすると答えが決まらない。 手がかりが何かによって分けると、両方を満たせます。
※ 上の表の数字は、この端末(Windows・Chrome)で描いた場合の実測値です。 書体の実体は端末によって違うので、数字も多少変わります。 差が0%になる組があるという事実は変わりません。