「答えがわかっても、届けなきゃ正解じゃない」——知識ゲート(クイズ)とスキルゲート(解答を届けるアクション)の二段構造クイズです。問題に答えるだけでなく、正解のブロックをゴールへ物理的に届けて初めて得点になります。届け方は3モードをローテーション。射出(正解の玉を引っ張って発射)、あみだ(横線を1本足して正解へ導く)、迷路(正解の入口からなぞって脱出)。難易度は問題の難しさとアクションの複雑さの2軸で選べます。
射出モードでは、不正解の玉は「捨て駒=道具」です。まず不正解の玉をゴールのシールドにぶつけて割り、それから正解の玉を撃ち込みます。ただし強く撃ちすぎると判定をすり抜けることがあるので、ゴール手前では少し弱めに。あみだは、正解の文字から下へ指でたどって、どこで1本足せばゴールに着くかを逆算します。迷路は制限時間内に入口から出口までなぞりますが、時間切れでも解答は保持されるので落ち着いて。
普通のクイズは「答えを選んで終わり」です。でも、わかっているのに操作で失敗する悔しさや、届いた瞬間の達成感を足したら、同じ知識でも記憶への残り方が変わるはず——そう考えて、知識とアクションを1つにしました。本人発案のアイデアで、エンジンは今後のクイズにも流用できる設計です。
あみだは「素の状態では正解に届かず、1本足せば必ず届く」盤面だけを生成器が保証しています(数百パターンで検証)。迷路も全入口から出口へ到達可能なことを確認済み。射出の物理は連続シミュレーションで、当たり判定も含めてすべてブラウザ内で計算しています。
タイトル画面では難易度を2軸で選びます。問題が「やさしい(常識)/ふつう/むずかしい(ひっかけ・うんちく)」、ミニゲームが「Lv1 素直/Lv2 シールド/Lv3 岩と壁」。この2つは独立しているので、「問題やさしい×ミニゲームLv3」のように、知識で遊ぶか腕で遊ぶかを自分で決められます。選んだ難易度は保存されるので、次に開いたときは同じ設定から始まります。
出題は英語の知識を必要としない雑学38問のバンク(算数・理科・ことば・地理)から出ます。答えがわかったら、そこからが本番です。解答の届け方は問題ごとに3種類がローテーションします。
🎯 射出では、正解の玉を引っ張って離してゴールへ飛ばします。ここでいちばん詰まるのは「各玉1発制」であること——一度撃った玉はもう撃てません。Lv2以上ではゴールにシールドが張られていて、まずどれかの玉を1発ぶつけて割ってから、正解の玉を撃ち込む必要があります。つまり不正解の玉は捨て駒であり、道具です。なお、シールドを割った玉が同じフライトでそのままゴールに入っても得点にはなりません(捨て駒が偶然入って事故になることはない設計です)。Lv3では壁の隙間に岩が詰まっているので、撃って押し出して道を作ります。手詰まりになったら🔄リセットで配置を元に戻せますが、撃った数は記録されてスコアの減点として残ります。
🪜 あみだは、横線を1本だけ引き足して、正解の文字をGOALへ導きます。出題の生成器が「そのままでは届かない・1本足せば必ず届く」ことを保証しているので、正解の線は必ず存在します。Lv2以上はリアルタイム進行で、文字をタップすると玉が落ち始め、落下中に線を差し込むことになります。すでに通過した段には置けないので、玉より先の段を先読みして手を出すのがコツです(Lv3は落下がさらに速くなります)。
🌀 迷路は、正解の入口を押したらそのままなぞって出口へ運びます。入口に入った時点で解答は確定するので、押す前に答えを決めてください(矢印キーでも動かせます)。Lv2以上には🔺罠と🪨岩があり、罠を踏むと−8秒。手前の岩を押し込むと罠が埋まって道になります。岩は罠の穴にしか落ちない設計なので、押し間違えて詰むことはありません。
「腕前ゲート」を足すと、運が悪いと理不尽に解けない問題が混ざりがちです。そこはテストで潰してあります。物理側の physics.test.js は11個のゲートを持っていて、玉の収束・場外に出ないこと・シールド越しに得点することが不可能であること・リセットで配置が完全復元されること・同じ入力なら同じ結果になること(決定論)・問題バンクの整合を検査します。
とくに時間をかけたのがトンネリングの根絶で、玉が最大速度で飛んでも当たり判定をすり抜けないよう、物理をサブステップに刻んで計算しています(このバグはQAで発見されたものです)。実際に解けるかどうかもリトライボットで測っていて、Lv2は解率100%、Lv3は95%という実測値が出ています。モード側の modes.test.js では、あみだの出題保証を500問、迷路の全入口到達性を200面ぶん検証。罠つき迷路については、ゲームのルールそのままのBFSで300面ぶんの可解性を機械的に保証しています。さらにPlaywrightで3モードすべてに実際の入力を流し、3種類の画面サイズでスクロールが出ないこと、シェア文面が一致することまで確認しています。